反省

さっき上げた記事、二週間前にはほとんど書き上がってたんだよなぁ…

それを「どうせならパソコンからあげて、カテゴリー設定とかして、サブタイトルは大きな文字で…」とか考えてるうちにダラダラダラダラ…
いや、それにしたって大した作業じゃないはずなのに、つい他の遊びに気がいっちゃって…

どうせ後から編集できるんだし、スパッとあげればよかったんだよなぁ
俺は万事がこんな調子だ

アイカツスターズの魅力と、残念だったところ【前半・魅力編】

アイカツスターズの魅力と、残念だったところ


ブログ開始一発目から、割とネガティブな話題。
でも、こういう話題を遠慮なく語るためにブログ始めたとこもあるんで、ご容赦いただきたい。
Twitterだと呟きづらいからなあ。

そんなこんなで、第一期を終え、第二期のスタートを控えたアイカツスターズの話。
この話は、今のうちに吐き出したかった…。

筆者は初代アイカツ第一話放送当時から視聴し続けている結構なアイカツおじさんなのだが、筆者から見てアイカツスターズには、アイカツにはなかった魅力がいくつもあった。
まずはそれを、敢えて初代アイカツと比較する形で語りたいと思う。
こういう比較って角が立ちそうで気が引けるけど、この際構わない。
ブログは自由だ!

魅力その1.性格重視の人間関係
筆者が思うに、アイカツは『カップリング』ありきの人間関係が目立っていた。
キャラが8人いるから、それを二人ずつ分けて…といった感じ。
スターアニスも、ドリームスターも、あかりジェネレーションも全部それが基本だ。

それに比べるとアイカツスターズは、キャラクターの性格を基準にした人間関係の構築が大きい。
例えば真昼ちゃんとあこちゃんは、数いるキャラクターの中でも、筆者の推しキャラである七倉小春ちゃんと真っ先に仲良くなった。

春ちゃんは奥ゆかしくて親しみやすい雰囲気で内気な反面、ぐいぐい距離を近づけて誰とでも仲良くなれるコミュ力の化け物。
それに引き換え真昼ちゃんとあこちゃんは、登場した当初は結構性格がきつかったというか、人と打ち解けるのが苦手というか、ぶっちゃけ友達が一人もいなかったんじゃないかと思う!
そんな二人に初めてできた友達が、小春ちゃん
主人公のゆめちゃんでも副主人公のローラちゃんでもなく、小春ちゃん

コミュ力の抜群な小春ちゃんに、友達のいない真昼ちゃん・あこちゃんがひかれる。
これは当然すぎるくらい当然なことだが、だからこそ素晴らしい。
納得のいく人間関係が構築されているということは、それだけ人間らしいキャラクターが描けているということだ。

もうひとつ特筆したいのが、ツバサ先輩と有莉先輩の関係だ。
アイカツおじさんの間では付き合っていると噂の二人だが、まぁそれは置いといて…
この二人に関して確実にいえるのは、ツバサ先輩が昔から有莉先輩の面倒をみているということ。これが素敵!

何がどう素敵なのかといえば、この関係が二人の性格やポジションにがっちり噛み合っているところだ。
ツバサ先輩と有莉先輩の性格には、「面倒見がいい」という共通点があるが、そのキャラ付けの発端には差があるように見える。

ツバサ先輩は主人公達の憧れの的であるS4の一角、という重要人物。
面倒見のいい性格の裏には、歌組から劇組に移籍した苦労・苦悩があった。

対する有莉先輩は、歌組の幹部だがCGにはならずゲームでも操作できない脇役。
面倒見がいいのは、『解説役』という作劇上の仕事を担っているからだ。

しかし、ここに『ツバサ先輩が有莉先輩の面倒を見ていた』という設定が加わると、有莉先輩のキャラクターに一気に厚みが増す。
有莉先輩が後輩の面倒を見てくれるのは、自分自身もツバサ先輩によく面倒を見てもらっているからなのだ。
単に『解説役だから解説してくれる』だけではなく、解説役になるだけのバックグラウンドを背負っているのだ。

有莉先輩のような脇役でも、ちゃんと性格やバックグラウンドを考えて人間関係を構築している。
性格が人間関係を作り、人間関係によって性格が浮き彫りになる。
これがアイカツスターズの大きな魅力のひとつだ。

しかしこれは、アイカツと比べて考えると、一長一短な感じでもある。
個人的な問題ではあるのだが(いや、今までも全部個人的な問題だけどね?)アイカツスターズはイチオシのカップリングを「これだ!」と決めづらいのだ…。

小春推しの自分としては小春ちゃんメインのカップリングから一つ選んで追いかけたい気分なのだが、どのカップリングも、「あー、なるほどなるほど!!」となんだか納得してしまって…。

その点アイカツはカップリングを基本に人間関係を作っているので「僕の好きなカップリングはこれ!!」とズバッと選ぶことができた。
おとめちゃんが好きだからおとさく! ひなきちゃんが好きだからひな珠璃! ここがスタートライン!!

もっともこのメリット、公式の用意してくれたカップリング以外を愛好してたらあんまり関係ないんだけどね。


魅力その2.『S4』という分かりやすい大目標

アイカツスターズは、ゆめちゃんの「S4になりたーい!」という台詞から始まった。
そこから毎週のように「S4になりたい」「絶対S4になる」「みんなS4を目指してる」としつこいくらいに語られてきた。

そのおかげで、筆者は常に「次のS4に相応しいのは誰かな」「この成長でS4に近づけているんだな」といった視点でアイカツスターズを観ることができた。
そうすると、謎が明かされない話でも大イベントが起こらない話でも、本筋に関わる大切なエピソードとして捉え、作品をより楽しむことができた。

アイカツのいちご世代では、大目標といえば『美月さん』『トップアイドル』、あかり世代では『いちごちゃん』『スターライトクイーン』というものがあったが、どれも『S4』とは性質が異なる。

『美月さん』や『いちごちゃん』は、目標といっても称号ではないし、一緒にユニットを組みたいのかそれとも乗り越えたいのか、というのをがっちり固定しなきゃならないものでもない。『憧れ』であることが一番重要だった。
余談だが、筆者としては『いちごちゃんと美月さんがユニットを組む』という話がなかったことになったのが非常に残念だったので、あかりジェネレーションのラストであかりちゃんといちごちゃんがユニットを組んだのは世代を超えて夢が実現したようで感動もひとしおだった…。

閑話休題。それに比べると『トップアイドル』と『スターライトクイーン』は『S4』に近いが、あくまでも『比較的近い』レベルだと思う。

まず『トップアイドル』は、人気No.1のアイドルに自動的に与えられる称号であって、役職ではない。
その点『スターライトクイーン』はよりS4に近いが、あかりちゃん達がスターライトクイーンをはっきり目標として掲げ始めたのは三期の中盤(あかりちゃん登場から一年経過した頃)だし、そのあともあかりちゃん達が常日頃からスターライトクイーンの話をしてきたわけではない。

筆者にとっては『最初から掲げられている』『常に掲げられている』というのが、S4の重大要素なのだ。
この二つの要素があるからこそ、S4はアイカツには存在しなかった、アイカツスターズの大切な個性・屋台骨になったのだ。

他にもまだまだ色んな魅力があるんだけど、文章でまとめるのって難しいですね…。
とにかく、アイカツスターズは筆者にとってとても魅力的な作品だった。
…だったのだが、S4戦でその魅力が裏返ったわけで。

そんなこんなで、前半の『魅力編』はおしまい。後半の『残念編』に続きます…。


ところでこの文章、書きはじめたの二期が始まる前なんですよね。
いつのまにやら二期も二話やってて…筆不精にもほどがある。
後半が書き上がるのはいつになるやら…。